医療福祉業界ピックアップニュース
医療福祉業界ピックアップニュース
文書作成日:2025/04/10
リフィル処方箋の認知率と利用状況

 リフィル処方箋の導入から2年が経ちました。一部の患者には浸透する一方で、まだまだ認知度は低いという印象があります。今回は、デジタル庁のダッシュボードで公表されているリフィル処方箋の認知率と利用状況のデータに注目したいと思います。

 このデータは、厚生労働省の部会で2025年3月22日に報告された調査結果をもとに、2025年3月31日にデジタル庁のダッシュボードで公開されたもので、2024年3月末時点での数値になります。

患者の認知状況:

 認知率は約3割で、20代〜40代では約4割となりました。「利用したい」との回答は7割弱となっています。

[出典]デジタル庁「リフィル処方箋ダッシュボード

医師の認知状況:

 一方で、医師の発行の意向は55%で、実際に発行したことがあるとの回答は約4割です。

[出典]デジタル庁「リフィル処方箋ダッシュボード

薬剤師の認知状況:

 薬剤師の6割強にリフィル処方箋を受け付けた実績があり、約3割が患者からリフィル処方箋に関する相談を受けています。

[出典]デジタル庁「リフィル処方箋ダッシュボード

都道府県別の発行状況:

 リフィル処方箋を発行したことがある医療機関の割合は、全国では9.5%でした。割合が高いのは高知県の11.9%、福井県の11.7%、岩手県の11.5%、低いのは愛媛県の6.4%、鳥取県と和歌山県の6.6%です。

[出典]デジタル庁「リフィル処方箋ダッシュボード

 この調査は1年前、ちょうど制度開始から1年を経過した頃の統計になりますので、さらに1年が経過した現在では状況に変化があるかと思いますが、ご参考になれば幸いです。

[参考]
 デジタル庁「リフィル処方箋の認知率や利用状況に関するダッシュボード
 厚生労働省「中央社会保険医療協議会 診療報酬改定結果検証部会(第67回)

※文書作成日時点での法令に基づく内容となっております。
 本情報の転載および著作権法に定められた条件以外の複製等を禁じます。
 
 MyKomon会員の方はこちらから
 


【e-Gov電子申請システム対応事務所】
お問合せ
人事サポート 前田事務所
代表  前田 康行

〒671-2223
兵庫県姫路市青山南3-14-1
TEL:079-267-7789
FAX:079-267-7790

 
代表 ご挨拶
        
代表 特定社会保険労務士
      前田 康行

姫路市の社会保険労務士事務所
「人事サポート 前田事務所」です。
兵庫県全域、大阪府一部を中心
に活動しております。
労務トラブル対策・就業規則の作 
成・変更、給与計算代行、社会保 
険手続、助成金申請、人事労務管 
理コンサルティング等、お気軽に
ご相談ください。
 
 
適性検査CUBIC
人材の採用や評価でお困りでは
ありませんか?

採用・人事計画・モチベーション診断・組織診断をお考えでしたら、こちらもご活用ください。


人事サポート前田事務所
姉妹サイト
兵庫県姫路市の社労士事務所

HPはこちら↓
人事サポートクリック