医療福祉業界ピックアップニュース
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文書作成日:2017/08/17
要介護2までは手を貸す程度、要介護3からは「ほとんど終日」

 今回は、6月27日に厚生労働省が公表した「平成28年 国民生活基礎調査」(※)の結果より、「介護の状況」について注目したいと思います。


○要介護者等がいる世帯の構成

 調査によると、在宅の要介護者等(要支援又は要介護に認定された者)がいる世帯のうち、最も多いのは「核家族世帯」の37.9%、次いで「単独世帯」28.9%でした。「三世代世帯」は14.9%に留まり、年次推移でも割合が低下しています。

 「単独世帯」のうち42.0%は要支援者で、要介護度の低い者の割合が高くなっていました。一方で、核家族や三世代世帯においては要介護度1〜2の者のいる世帯の割合が高くなっています。


○介護者の状況

 主な介護者は、要介護者等と「同居」している割合が58.7%、事業者が13.0%でした。同居の内訳は、配偶者が25.2%、子が21.8%、子の配偶者が9.7%となっています。

 介護者と要介護者等の組合せに注目すると、「70〜79歳」の要介護者等を介護する者で最も多いのは「70〜79歳」で48.4%となり、この年齢層では配偶者が介護をする割合が高いことを伺い知ることができます。一方で、「80〜89歳」の要介護者等の場合は、「50〜59歳」の者が介護している割合が32.9%で最も高く、子の世代による介護が主流であることが分かります。


○介護の時間

 同居の介護者による介護時間を要介護度別に見ると、要介護1、要介護2では「必要な時に手を貸す程度」の介護が最も多くなっています。しかし、要介護3になると、「ほとんど終日」が最も多く32.6%となり、要介護4では45.3%、要介護5では54.6%が「ほとんど終日」と回答しています。


※「平成28年 国民生活基礎調査」
 保健、医療、福祉、年金、所得等国民生活の基礎的事項の調査。3年ごとに大規模調査、中間の各年は簡易調査が実施されます。平成28年は11回目の大規模調査となりました。

 調査結果の詳細は、以下のサイトをご覧ください。

厚労省「平成28年 国民生活基礎調査の概況」

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